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第29回関東支部例会のお知らせ [関東支部]

29回関東支部例会を以下の要領で開催します。今回は会員による報告・発表を中心とする研究集会です。ふるってご参加ください。

日時:512日(土) 午後130分~5
場所:青山学院大学(青山キャンパス)ガウチャー・メモリアル・ホール615605教室
アクセス:http://www.aoyama.ac.jp/other/access/aoyama.html
キャンパスマップ:http://www.aoyama.ac.jp/other/map/aoyama.html

発表1 (1:302:30)
題目:認知(科学)的通訳研究の最新動向
報告者:水野 的(青山学院大学)
要旨:同時通訳の理論の主な目的は、同時通訳がいかにして可能になるのかを明らかにすることにある。2000年ごろから同時通訳研究は認知的転回を迎えるが、その方向はいくつかに分岐しており、いまだに核心に至っていないように見える。本発表では主要な認知的同時通訳研究を紹介し、批判的に検討する。具体的にはShilesinger (2000), Liu (2001), Cowan (2000/1), Christoffels (2004), Christoffels, de Groot, and Kroll (2006), Signorelli (2008), Tzou (2008), Meuleman and Besien (2009), Seeber (2011), Seeber and Kerzel (2011)などを取り上げ、理論的ブレークスルーはproduction(訳出)の側面にあることを示唆する。

発表2 (2:454:15)
題目:入力言語ディスコース処理における「予測」の活用:プロ通訳者と通訳訓練生を対象に
発表者:中村真之介(東京大学大学院)
要旨:これまでプロ通訳者と通訳訓練生の能力差は目標言語でのパフォーマンスをもとに入力・出力言語の習熟度の違いによって説明されることが多く、心理言語学的な通訳研究でもバイリンガル話者を統制群として通訳者の言語知覚・理解を調べるものが主流であった。本研究では、自己ペース読み実験を行ない、一般的な英語習熟度に大きな差はないと思われるプロ通訳者と同時通訳訓練生という二群の被験者が第二言語のディスコース処理において特定の語や論理展開を予測するか検証した。また、語の予測に必要な世界知識を被験者が有していたかを質問紙を用いて確認した。結果、プロと訓練生に世界知識の差は見られなかったにも関わらず、プロは訓練生に比べて特定の語を予測しながら入力言語の処理・理解をする傾向が見られた。予測が入力言語処理の戦略として意識的に習得・活用されるものかは今後の研究課題としたい。
 
*参加費:無料(会員以外でも参加できます)


*会
場の都合で人数が限られます(40人強)ので、事前の申し込み者を優先します。また事前に申し込まれた方には、5月連休明けごろにハンドアウトをメールで配布します。
*お申し込みは、a-mizuno@fa2.so-net.ne.jp までお願いします。


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